一言で言えば、「光を届けて通信を成立させるまでが仕事」です。
でも、実際にやる作業はもっと細かく、もっとシビアです。
まず、現場に行ったら引き込みルートの確認から始まります。
外から光ケーブルをどう室内まで引き込むか、屋外配線か、管路を使うのか、既設のCD管に通せるのか、それとも穴あけが必要かなど。
これが甘いと、作業が詰まるどころか「そもそも引き込めませんでした」という事態になってしまいます。
その後、光ケーブルの布設。
ケーブルは細く、曲げ半径にも制限があるので曲げすぎたり、強く引っ張ればそれだけで通信品質が落ちます。
企業のネットワーク工事では、ONUの設置・設定、ルーターとの接続、回線テストまでやることもあります。
次に電波障害対策工事。
まずは現地調査と電波測定を行います。
地上デジタルやBSの受信状態をレベルチェッカーやスペクトラムアナライザーで数値的に確認します。
レベルが足りてないのか、ノイズで安定しないのか、複数の電波が干渉してるのかなどで対処法が変わってきます。
たとえば、アンテナの向きを変える、高性能のアンテナに交換、ブースターの種類・位置を変える、混合器や分波器の構成を見直すなどがあります。
こういった作業に携わってみたい方は、ぜひお問い合わせください。
兵庫を拠点に活動しています。